いつもよりひと駅前で降りて(2019/06/04)

いつもの帰り道に狎れすぎた気がしてきたこの頃、ふと思い立って最寄り駅から一つ手前、大船駅で降りて家まで歩いて帰ってみる。
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だらだらとした坂を、ひたすら約2kmほど上っていく。
中心地から外れているとはいえ、そこは鎌倉。すぐに寺に行き当たる。光円山久成寺。

日蓮宗のお寺のよう。落ち着いた佇まいに歴史が感じられる。緑は桜だろうか、春はさぞかしきれいなことかと思うが、この季節もそれはそれで趣がある。

久成寺を過ぎると、程なく藤沢市に入る。やっと中間点といったところか。

二つ目のお寺、慈眼寺。訪れるものを見下ろすように立つ山門。


こちらは禅寺だが、昔江島神社が寺だった頃にあった鐘があるとのこと

歩いているうちに、下り坂に入る。遊行寺へ向け上っていく先に立ち並ぶ家々の遥か向こうに、ぼんやりと富士が見えた。

3つ目のお寺は時宗総本山遊行寺。箱根駅伝の上りの名所でもある。

都合一時間、近場ではあるが非日常を充分に味わえる道のりであった。

今年も桜が咲いた(2016/04/10)

家の、ではなく隣の敷地に生えているものなのだが、毎年楽しみにしている桜が咲いた。
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種類はおそらくオオシマザクラ。ソメイヨシノより開花は少し遅く、ここ数日にかけ満開となった。白い花の色が、慎ましやかではあるが確固たるたたずまいを主張していて、好ましい。

東海道線の通勤あれこれ

藤沢に引っ越した当時の記事を発掘してみた。当時は張り切って早起きして早めの電車に乗っていたが、この後すぐに30分後くらいの電車に落ち着いたというのはむべなるかな、というお話。

とはいえ、藤沢発7時半くらいの東海道線であれば、本を読んだり携帯電話を見たりするスペースを充分にとることができる。運が良ければ大船か戸塚で座れることもある。これまで、中央線、総武線とラッシュが激しい沿線に住んできたが、それに比べれば随分と楽に感じるのが正直なところ。

毎朝、車窓からの景色を見ていて思うのは、住宅開発への飽くなき意欲というか、執念にも似たようなものがあるなということ。特に東戸塚から保土ヶ谷あたりでは、斜面に建物と同じくらいか、それを凌ぐくらいの高さの基礎をおっ立てたような家が林立しているさまを見ることができる。
反対側を見れば、斜面に取り付くような形で階段上に建てられたマンションなどもあり、飽きのこない景色になっているかと思う。
でも、仮に自分がそこに住むとなると、及び腰になってしまうだろう。坂きつそう…

藤沢への引っ越し一週間を過ぎて(2014年7月のメモ)

引っ越しから約11か月。こんな感じだったなーというメモがあったので、備忘として残すことにする。

7/5(土)
・A社ウッドデッキ見積り。朝9時の予定が、45分ほど早く来てしまう。
・寝ぼけ眼で会話。
・担当者は気のいいおじさんのようだが、聞かれることが少なく適当な印象を持つ。
・テラスモールへ。セール中のため?結構な人出だが、構内は廊下、天井とも広々していて窮屈な感じはしない。
・昼食はフードコートの梅蘭。中華街に行かずとも、この店の焼きそばが食べられるのはよい。
 中華街だと、なかなか幼児を連れて行きづらい。
・初めて、辛口の牛肉焼きそばを頼むが、予想以上に辛く四苦八苦。胃腸の調子が心配になる。
・インテリアショップをめぐり、ロンハーマンカフェで休憩。雨模様なのが惜しい。
・ボーネルンドの子供向けの遊び場があり、娘は、抱っこ紐から地面に下ろすと同時に、歓喜の叫びを上げながら走り出した。
 以前は南船橋のららぽーとにあったのだが、家の近場にこれがあると助かる。お金はかかるが。
・まだまだ遊びたげな娘を無理やり抱き上げ、またもやフードコートで夕食。
・私:佐野実氏監修のラーメン屋で塩ラーメン+チャーシュー丼のセット。スープはまずまずだが、麺が柔らかく不満。
 チャーシュー丼は頼んだのを後悔するレベル。角切りのチャーシューはパサパサで、量も少ない。
・妻:ハワイアンカフェのミックスプレートだが、非常に量が多く食べきれず。
・娘:私と同じラーメン屋のミニラーメン。うどん、パスタに比べて比較的食が進まず?
・気づけば夜9時近く。明日の朝食用に、ルミネの神戸屋キッチンのタイムセールに並ぶ。
・日中ずっと、娘を抱っこして歩きまわったせいか、疲労が溜まっていたようで肩が重く、晩酌に発泡酒1杯で寝てしまう。

7/6(日)
・B社ウッドデッキ見積り。こちらも朝9時の予定であったが、30分ほど早着。
・結局、最初は眠気が抜け切らない状態で応対。
・担当者は私と同年代くらいの方。前日よりも丁寧な説明のように聞こえた。あとは金額か。
・家族で自転車に乗り、江ノ島へ。私はクロスバイク、妻と娘は電動自転車であったが、片道6kmの道のりを30分弱で到着。
 道すがら、夫婦でニヤニヤ。
・国道467号線を片瀬東浜交差点に向かって進むと、上り坂を上っていくに従って、江ノ島と海の全景が目の前に広がってくる。
 上り坂の頂点から、海に向かって下っていく感覚は爽快。
・国道134号線を少し茅ヶ崎方面に行ったカフェで昼食。前は焼肉店であったものを居抜きでカフェにしたらしく、
 テラス席以外はほとんど囲いで囲われた半個室の席であり、海が見えないのが残念。
 食事の質はまずまず。
・新江ノ島水族館。ぐずる娘をあやしつつ年間パスポート発行手続き。大人なら2回分の料金で年間通えるのは魅力的。
・あとは駆けまわる娘を追いかけ、捕まえるの繰り返し。全般的に、1歳半の娘には少し早いか。
・テラスから、アイスを食べつつ人間観察。娘にもアイスを食べさせるが、それが悪かったのか腹を下し、
 オムツだけでなく服も汚してしまいてんやわんや。
・早めに家に帰った方がよかろうと、帰路につくが、出すものを出してしまうと娘は落ち着いたもので、
 自転車のシートに着くなり就寝。
・帰宅後、リビングにベビーゲートの取り付けと、2階の部屋に照明の取り付け。
 リビングに段ボール箱や、解体して2階に運ばなければいけない本棚がある状態はそろそろ脱却したい。
・この日も疲れがたまっていたようで、娘を寝かしつけるのと同時に自分も寝てしまう。結果、ウィンブルドン男子決勝を
 第1セットを除き見逃す結果となる。