いつもよりひと駅先まで歩いて(2019/06/05)

いつもの帰り道に変化を、ということで今度は仕事場の最寄り駅からひと駅先、品川駅まで歩くことにした。

さすがに古さが目立ってきた中銀カプセルタワービルを過ぎると、浜離宮庭園の緑が目に入ってくる。

浜離宮庭園を行き過ぎてすぐ、細い細いマンションが建っていて、こんなところにも人の住まいがあるのかとなんとも言えぬ安心感を覚える。

そのまま海沿いの道を歩き、ゆりかもめ日の出駅からは、倉庫群の向こうにレインボーブリッジとお台場を見ることができる。ここは、横から吊り橋のアーチを強調された形で見ることができるのも非常に面白い。

芝浦埠頭に差し掛かると、昔ながらの家並みが少しばかり残っているところがあり、少し安心するがこの寿司屋の後ろの家は取り壊されて既になかった。←ここに写っているお寿司屋さんのサイト。Wordpressで作成されておりシャレオツ。

そのまま通りを下っていくと、どう見てもローソンなのだが、店名だけ「PORT STORE」となっている店を発見。狐につままれたような気分で先に進む。→港湾地域にあり、売店などの運営をしている団体が非営利のため、特定の事業者名をつけられないかららしい。

地名も港区海岸から港南となり、上を走るのはいつの間にか東京モノレールになっている。

品川駅に近づく頃にはあたりもすっかり暗くなり、運河の向こうに三田、田町あたりのビル街の灯りがともっていた。

いつもよりひと駅前で降りて(2019/06/04)

いつもの帰り道に狎れすぎた気がしてきたこの頃、ふと思い立って最寄り駅から一つ手前、大船駅で降りて家まで歩いて帰ってみる。
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だらだらとした坂を、ひたすら約2kmほど上っていく。
中心地から外れているとはいえ、そこは鎌倉。すぐに寺に行き当たる。光円山久成寺。

日蓮宗のお寺のよう。落ち着いた佇まいに歴史が感じられる。緑は桜だろうか、春はさぞかしきれいなことかと思うが、この季節もそれはそれで趣がある。

久成寺を過ぎると、程なく藤沢市に入る。やっと中間点といったところか。

二つ目のお寺、慈眼寺。訪れるものを見下ろすように立つ山門。


こちらは禅寺だが、昔江島神社が寺だった頃にあった鐘があるとのこと

歩いているうちに、下り坂に入る。遊行寺へ向け上っていく先に立ち並ぶ家々の遥か向こうに、ぼんやりと富士が見えた。

3つ目のお寺は時宗総本山遊行寺。箱根駅伝の上りの名所でもある。

都合一時間、近場ではあるが非日常を充分に味わえる道のりであった。

嘘ですけど、

あーやべー マツケンサンバが踊りたくてしょうがねー

というのはさておき、東京にきています。もう今日からフジロック始まってるんだよなあ。ルー・リード見たかったな。

これは嘘じゃなく。