行ってきた。予約していた席について階下のフロアを見回してみると、かなりおっさん率高い。自分も大概そう言われる年齢になってきたのかもしれないが、この中では明らかに若手の部類に入るだろう。
ビルボードライブ東京は「ライブレストラン」らしいので、テーブルで飲み食いをしながら演奏を聴くという形式。結果から言えば、この形式でやったのが失敗?という感じだった。客席が静かすぎるというか。ジャズ系の人とかがやるにはいい雰囲気の会場だと思うが、骨太のロックンロールはやっぱり椅子に座って聴くもんじゃない。すごく違和感があった。
アル・クーパーは2003年、2005年と来日しているが、いずれも会場は普通のライブハウスやホールだった。なかでも2003年の来日時はSHIBUYA-AXに直接見に行ったのだが、盛り上がりという意味ではその時の方が段違いに上だった。その時も今回もかの名曲”Jolie”をやったのだが、曲に入っていく時の、
アル”Jo-lie!”→客”Jo-lie!”
というコール&レスポンスで2003年の時はかなりカタルシスが得られたのに比べ、今回は呼びかけに声を返す客の少ないことといったらなかった。かわいそうなくらい。
体力的にも長時間のライブはきつい(今回は1本1時間20分ほどだった)のかもしれないが、次がもしあるのならば、ぜひオールスタンディングくらいの所で、3時間くらいはやってほしい。
以下曲目。曲順は怪しい。
- Green Onions
- (I Want You To)Tell Me The Truth
- Don’t Tell Me
- 不明(ジミヘンメドレー?)
- I Can’t Keep From Cryin’ Sometimes
- I Wish You Would
- Honest I Do
- Just For A Thrill
- Flute Thing
- Jolie(Encore)